就職で学歴フィルターがあることを知っている方は多いと思いますが、Fラン大学だと本当に就職しにくいというか辛くなってしまうこともたくさんあります。
私もFラン出身で大企業に行きましたが、内定を貰うまでは本当に辛くて周りもみんな必死でした。
そこで今回は、Fラン大学から大企業に就職した私がFランの就職の戦い方について解説します。
「Fラン→大企業」をザックリ言うと、
- 学歴以外で差別化する
- 就活対策をやりまくる
- OfferBoxに登録する
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Fランの就職でヤバい5つのポイント
まずはFランから就職をし始めた私が感じた、Fラン就活のやばいところについて見ていきましょう。
学歴フィルターがマジでやばい
まずは学歴フィルターのお話からです。
Fランから就職するのに考えなければならないのが学歴フィルターの話ですが、学歴フィルターは何も選考時に使われるだけではありません。
学歴フィルターと言うと、ESが通らない・面接で最終面接まで行けないなどがありますが、私の場合は説明会に参加する権利もなかったです。
大手企業になると説明会の時点で学歴フィルターをかけていて、そもそもFランの学生を取る気がないという強い意思を感じました。
説明会にすら参加できないとなるともう諦めるしかなく、「やはりFランはコネがなければ大手に就職するのはキツイのかな…。」と思ってことを覚えています。
そもそもESが通らない
運よく説明会に学歴フィルターをかけていない企業であっても、そもそもESが通らないです。
私もかなり多くのES添削サービスを使って対策をしたつもりだったのですが、やはりESの通過率は周りの高学歴就活生と比べて厳しかったです。
とは言えサービスを使う前と使った後では通過率もアップしたので、少しでも内定率を上げるためにはES添削サービスを使うと良いと思います。
先輩のコネも使えない
Fランから大手企業となると、就職に成功した先輩も少ないですし、ゼミやサークルの先輩のコネはほとんど使えなかったです。
後ほど紹介しますが、ビズリーチ・キャンパスなどは高学歴の方しか使えないサービスなので、OB訪問はMatcherを使っていました。
先輩が少なくてもOB訪問で出会った人と知り合えば良いだけなので、就活で最強の武器となるコネは作ることが可能です。
効率的なOB訪問のやり方|アポから当日までの流れ【永久保存版】
自分の実績を見せるしかない
Fランは学歴で勝負できないため、学生時代にやってきたことで自分の実績を見せなければ勝てません。
自分の実績を見せるのは簡単ではなく、そもそも実績がなければ無意味なので厳しいと思います。
私の場合は大学時代にプログラミングの学習を始めて、Webサイトなどを作れるようになってたのがかなり強い武器になりました。
実績を持ち込んで学歴以外の部分で勝負すれば、あとは将来性なので価値も見えてくるでしょう。
周りの学生を見て自信をなくす
これは私だけの話ではないのですが、Fランで就活していると周りの早慶やMARCHの学生が面接会場にいると「本当に勝てるのかな?」と自信を無くしてきます。
周りの学生は受験勉強を頑張ったという無条件の実績を抱えてきているため、かなり強いのです。
やはり今の時代でも日本の学歴社会は続いていて、学歴は相当強い武器になっていることを実感しました。
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【勝ち組】Fラン→大手に就職した10の方法
それでは、ここからは実際にFランから大手に就職した10の方法をご紹介します。
実績を作って持ち込む
やはり何と言っても実績を作って持ち込むことができれば、学歴関係なしに自分を見てくれることが多かったので、実績を作るのは最強だと思っています。
Matcherで知り合った人事の方に「就活生の何を見て採用を決めますか?」と聞いたところ、「1つは実績。大学生活で何をしてきたのかが大事で、それが弊社にマッチしているかも見てる。2つ目が学生の将来性。入社してその人も弊社も同時に成長できるかどうかを見てる。わからないことは多いけれど、確実じゃないのも採用の面白いところだと思う。」と言われました。
将来性に関してはわからないところも多かったり、社風にあっているかどうかが大事なので、やはりFランは実績を作って勝負するしかありません。
使えるコネは使いまくる
就活で最強の武器になるのは、何と言ってもコネです。
私はコネがあるから面接だけで総務省に入った人間を知っているので、その時から就活において最強の武器はコネだなと思っています。
ぶっちゃけ、コネがあればどんな企業にでも入れますし、親が社長だったらその企業に入れないわけがないんです。
もちろんコネ入社の場合は入った後も辛いと思いますが、入るまでは圧倒的に楽です。
「コネなんかないよ〜。」と思っても、ビズリーチ・キャンパスやMatcherなどのOB訪問サービスを利用すれば簡単にコネが作れるので良いと思います。
学歴フィルターのない企業を受ける
学歴フィルターのある企業を受けてもどうせ内定はもらえないので、最初から外しておくというのも手段の1つです。
「学歴フィルターってどこの企業にあるとかわかるの?」と思うでしょうが、商社やコンサルティング会社などはもちろん元財閥系もゴリゴリ学歴フィルターがあります。
説明会の時点で参加できないようであれば学歴フィルターがかかっていると思って良いので、もう諦めて次に行きましょう。
資格を取得して目に見える結果を出す
就活をする上で、資格の取得は相当大きなポイントになります。
資格も実績の1つで、強みとしては「資格を取ればできることがほとんど確約されている」ということです。
つまり、TOEICで900点を取ったということはほとんど確実にTOEIC900点レベルの英語ができるということなので、実績に信頼感が増します。
目に見える結果を出して説得力を産むためにも、やってみる価値はあるでしょう。
100回以上の面接練習をする
「え!?100回も面接練習しなきゃいけないの?面接は結構自信あるよ?」と思ったそこのFラン就活生のあなた、うぬぼれるのはやめてください。
Fランのくせに就活で最も大事な面接練習に自信を持っているとか、ふざけないでください。すみません。言い過ぎました。
就活において面接が大事すぎるのはわかってると思うのですが、なぜか就活生のほとんどが数回の面接練習で練習を終わらせてしまうことが多いです。
シンプルに、大事なのに数回しか練習しないってもったいないと思いませんか?
面接は練習すればするほど上手になっていくため、たくさん練習することで上達していき内定率もどんどんアップするのでおすすめです。
100回以上は盛ったとしても、他の就活生の倍くらい練習すると最強になれると思います。
面接練習には就職エージェントサービスがおすすめです。
需要があるスキルをゲットする
需要が増えてきてて、なおかつ人がいないスキルをゲットするのは強いと思います。
例えばの話ですが、プログラミングの需要はとても増えていて、2050年になる頃にはIT人材が80万人も不足すると言われているのです。
そんなこれから需要が増える・今も人出が少ないスキルを身につければ就活も楽になります。
企業からしたら手から喉が出るほど欲しい人材に、スキルを得るだけでなることができるのです。
正直、高学歴の学生よりもプログラミングができる学生の方が欲しいと思っている企業がたくさんあるので、就活まで時間があるならプログラミングが良いと思います。
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とにかくたくさんの企業を受ける
Fランからの就活対策の1つとして、とにかく企業を受けまくるというものがあります。
“下手な鉄砲数打ちゃ当たる”と同じで、内定をもらうことができなくてもたくさんの企業を受ければ1つくらい内定をゲットできるというものです。
就活していくうちにあなたの就活レベルも上がっていくはずなので、たくさんの企業を受けまくって内定をゲットしてください。
人材が不足している企業を狙う
就活対策としては少しずる賢いやり方なのですが、人材不足の企業をひたすら狙い続けることも大事です。
人材が不足している企業の見分け方は難しいのですが、経済的なNewsなどを見ていると「人材不足が激しい。」などの情報が載っているのでチェックしておきましょう。
人出が足りない場所は、ある意味ポジションを取れる場所でもあるため非常におすすめな求人の探し方です。
面接で企業の悪い部分を的確に言う
私が就活で意識していたことなのですが、企業のIRなどを見たり実際にサービスを使ってみたりして、悩んでいそうな部分や困っている部分を当てていました。
例えば「御社の場合は〇〇という製品を売り出すことに悩んでいると思われますが、私は実際に使ってみてとても良かったので、世の中の人にたくさん使って欲しいと思っています。」などは効果的です。
企業の採用担当の人としては、普通の就活生だと褒めてくる人が多いのに、急に悪い部分を的確に言われるとどきっとします。
「こいつ。わかってるな。」と思われたら勝ちは近いです。
逆求人系のサービスに登録しておく
就活サービスが増えてきていますが、逆求人系のサービスに登録することで就活が一気に楽になる可能性が高いです。
例えばOfferBoxやキミスカなどのサービスは、プロフィールを登録しておくだけで企業からスカウトが届くので、就活の合間にとりあえず登録しておくのはアリでしょう。
Fランの友達の間ではあまり知られていませんが、就活生の4人に1人が登録しているサービスなので大注目だと思っています。
【逆求人サイト15選】登録するだけで就活がサボれるオススメのサービス
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悲惨なことになるFラン学生の特徴
最後に私が見てきた中で、就活がうまくいかない就活生の特徴についてご紹介します。
高学歴に人気の企業を狙う
わざわざ自分が負けているところのある学生と、戦う気にはなるでしょうか。
高学歴というのは就活においてかなり強いのですが、高学歴の学生がたくさん志望している企業を狙っても敵が増えるだけだと思っています。
敵が多い場所で戦うのは得策とは言えないので、やめておくべきだと言えるでしょう。
学歴も実績もないのに就活に挑む
厳しいことを言うようですが、学歴も実績もなくて面接練習もまともにやってないFランの学生が大手に就職するのはほぼ不可能です。
どこまでを大手と見るかわからないのですが、そもそもFランから大手に入るのだけでも奇跡みたいなところがあるので気をつけてください。
大手に体当たりしすぎて体を壊さないように願っています。
他の学生と同じようなスケジュールで動く
自分がFランというのがわかっているのであれば、他の学生と同じように大学3年の夏から動き出しても遅いと思いましょう。
できれば2倍〜3倍のスピードで動く必要があって、大学1年生の時から実績づくりと資格取得の勉強をしても良いと思っています。
スタートラインは同じではないので、スケジュールをしっかり確認してください。
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Fランでも就職で逆転できた
ここまでFランからの就職活動について書いてきましたが、結論だけ言うとFランでも大手に就職することは可能でした。
やり方は人それぞれですが、実績を作ったり・コネを作ったり・需要のあるスキルをゲットしたり・ひたすら面接練習をしたり、やれることはたくさんあるはずです。
最初から諦めるのはもったいないので、この記事で紹介したことを実践して大手企業を狙ってみてください。