就活は簡単ではありません。
たくさんの準備があって、練習があって、面接を受けて、「この子はうちの会社に合うかも。ぜひ欲しい。」と思われる必要があります。
内定をゲットするまでの道のりは長く、売り手市場と呼ばれる20卒でも結構辛いのが事実です。
だいたい3月から就活を始める人が増えるのですが、最初の方は「早く就活を終わらせて、卒業旅行の計画を立てたい。」と思っている人も多いでしょう。
しかし、7月・8月まで就活が終わらないなんてことは良くある話です。
そうなると段々と社会に認められていないような感覚になってきて、「就活を辞めたい…」と思うようになってきます。
この記事を読んで、あなたの就活の悩みをスッキリさせて欲しいです。
ザックリ言うと、
- 内定が全てではないが1つのゴール
- 辞めたくなったら相談するか休む
- 就活を辞めても実際なんとかなる
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「もう無理…いやだ…」と思う瞬間・辞めたい理由
まずは就活生が就活を辞めたいと思う瞬間について紹介します。
早めに解決法を知りたいと思った人は、お先にどうぞ→
内定を獲得できない
就活生において内定獲得は1つのゴールです。ほとんどの就活生が内定をゲットするために頑張っています。
全国求人情報協会の調査によると、就活生の平均エントリー数は14.1社で平均内定獲得数は2.3社なので内定率は16%位となっています。
14社受けても2社しか内定をゲットすることができないため、思っているよりも内定獲得は難易度が高いのです。
あくまで平均内定率なので人によって違うとしか言えないのですが、一般的に2社の内定を獲得するためには14社も受ける必要があります。
なかなか内定を獲得できないのは当然ですよね。
ESや面接練習などやることが多い
就活は非常にやることが多いです。
自己分析・業界研究・企業研究・インターンシップ・OB訪問・ES作成&添削・面接練習など、非常に多くのやらなければならないことがあります。
初めての就活で慣れないことだらけの中、非常にたくさんのことをやる必要があるのです。
今まではバイトをしてサークルで遊んで、たまにテストで勉強する大学生活が一気に変わってしまいます。
就活で現実を見せられると、辛くなってしまうのも当然のことです。
自己分析のやり方5選|人によって分析方法は違うんです!
効率的なOB訪問のやり方|アポから当日までの流れ
【無料のES添削サービス】プロと一緒に就活を勝ち抜こう!
働きたいと思っていない
そもそも働きたいと思っていないのに、周りに合わせて就活をするのは辛いと思います。
今の大学生に話を聞くと「やりたいことがない。けど働かなければならないから、とりあえず就活している。」という話を良く聞きます。
働きたいと思っていないのに、どうして就活を頑張れるのでしょうか。
もちろん生きていく上でお金は必要ですが、別にバイトでも生きていけるし無理に会社に入って働く必要はないのです。
「就活しかない。」と思考停止せずに、今1度自分の進路を考えてみるのもアリでしょう。
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就活を辞めたいと思った時の解決法5選
ここからは「もう無理だ…。就活辛い…。もういやだ…。」と思った時の解決法についてご紹介します。
まず一言だけ伝えたいのが、「就活が辛いという気持ちは良くわかります。どうか自分のためにも無理はしないでください。」ということです。
それでは解決法を見ていきましょう。
キャリアセンターに相談
大学に設置されているキャリアセンターは、基本的に就活生の味方です。
就活生が気軽に悩み相談をする場所でもありますし、もちろんメンタル面もケアしてくれるので1人で悩まないで相談しにいきましょう。
就活生は1人で就活を進める人が多いのですが、確実に誰かに相談しながら進めるべきです。
なぜなら、あなたは就活初心者ですがあなたの周りには就活を勝ち抜いた先輩がたくさんいて、あなたを助けてくれるからです。
コネを作れとまでは言わないのですが、せめて「助けて!」と言ってみてください。
先輩の成功体験などを聞く
キャリアセンターにも資料がありますが、先輩の成功体験を読むと何かきっかけを掴めるかもしれません。
すでに就職を決めている先輩の成功体験を読むことは、確実にあなたのためになりますし何よりモチベーションもアップするのでおすすめです。
良く塾講師の人が受験生に「合格者の声」を読ませるのは、受験生のモチベーションを上げようとしているからです。
あなたも先輩の声を聞いてみてください。
就職エージェントに相談する
大学のキャリアセンターは就活シーズンになると、職員の方もとても忙しくなってきます。
学生の数が多い大学だと何日も待つこともあるので、他に相談できる人を作っておくと良いです。
私がおすすめするのは就職エージェントで、就活の対策にもなりますし悩み相談をすることもでき、しかも無料で利用することができます。
キャリアセンターに相談しづらいことも相談できるので、就職エージェントに登録してみるのもアリでしょう。
逆求人サイトに登録してスカウトを待つ
就活では自分で求人を探してエントリーすることが一般的ですが、逆求人サイトに登録すると自分から動かなくても就活を進めることができます。
逆求人サイトは、登録してプロフィールを埋めておくだけで企業からあなたをスカウトしにくるサイトで、キミスカ やOfferBoxが特に有名です。
とりあえず登録しておくだけで何もしなくて良いので、とりあえず登録しておくことをおすすめします。
【逆求人サイト15選】登録するだけで就活がサボれるオススメのサービス
思い切って就活を休んでみる
就活を辞めたいと思ったら、とりあえず思い切って休んでみることをおすすめします。
ぶっちゃけ「就活は3月〜7月まで」という決まりはないので、ちょっと休んでもまた復活すれば良いですし復活しなくても大丈夫です。
疲れている自分に嘘をついて無理をする方が良くないので、しっかり休んだ方が良いと思います。
無理をしすぎると就活うつという状態になってしまう可能性もあるので、本当に気をつけてください。
就活を辞めるとどうなるのか
実際なんとかなる
就活が辛くなって辞めてしまっても、実際なんとかなります。
みんなが思っているよりも生きやすい世の中なので、就活が全てではないというのは本当のことです。
今就活が辛いと思っているあなたが勘違いしていることをあげてみました。
- 社会から認められていない → そもそも社会なんて幻想
- 就職しなければ生きていけない → 15〜34歳の50人に1人がフリーター
- フリーターからでは就職できない → ニートから会社役員になった人も
- 自分には何もできない → 若いあなたには、なんだって出来る
就活が辛いかもしれないのですが、“若い”というのはあなたが思っているよりも素晴らしいものだったりします。
自分が持っているカードに自動的に1枚年齢が追加されるため、あなたがダメになることはないのです。
他の進路がたくさんある
あなたが就職できなかったとしても、他にたくさんの進路があります。
勝手に「大学を卒業したら就職するのが当たり前」と思い込んでいますが、就職すること以外にも進路はたくさんありますし、進路を決めなくても大丈夫です。
あなたには無限の進路があるので、今すぐじゃなくても良いのでじっくり考えてみてください。
それでは、就活を辞めた後の進路について見ていきましょう。
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就活を辞めた後の進路について
大学院に進学する
就職せずに大学院に進学する方法もあります。
しかも日本の大学院だけではなく海外の大学院に進学する方法もあるので、就職を諦めて一旦進学の手段を考えてみても良いかもしれません。
『就職か院試か』の記事によると、一般的に大学院入試は「6月に願書提出→7〜8月に受験」なので自分が大学院に行くとしたらいつになるのか調べておきましょう。
起業して社長になる
内定をゲットできないのであれば、起業して社長になってしまえば良いのです。
今はあまりやる気が出ないかもしれませんが、スキルがなくても人脈がなくても起業することはできます。
学生企業で一気に逆転した人もたくさんいるので、就職するのが嫌になったら起業して自分で仕事を作り働く手段だってあるのです。
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フリーランス(個人事業主)として働く
いきなり会社を作るのが怖いという人は、フリーランスとして働くこともできます。
フリーランスとして仕事をしてくとしたら、もちろん仕事ができる事だったり人脈があれば強いのですが、誰もが最初は0の状態です。
プログラミング・ライター・ブログ・YouTubeなどやり方は色々あるので、落ち着いたら考えてみると良いと思います。
興味があったらクラウドワークスなどに登録してみると良いでしょう。
フリーターになってバイト
先ほどもチラッと言いましたが、日本の15〜34歳の50人に1人がフリーターです。
しかも年々増えているので、おそらくこれからも増えていくと思われます。
フリーターになったとしても何とか生きていけるので、就職が嫌になった時の手段の1つと言えます。
辞めたいと思ったらまず相談しよう
就活を辞めたいと思ったら、まず誰かに相談することをおすすめします。
それから自分の進路を勝手に狭くしないで、あなたには何でもできるということを知りましょう。
就職以外の進路はたくさんありますし、あなたの人生はあなたのやりたいようにできます。