私は立場上、就活生から様々な相談を受ける事が多いのですが、「志望動機が書けないんです…。志望動機がないんです。」や「志望動機を書いても熱量が伝わらないんです…。」という相談が増えてきました。
志望動機が書けるようになる方法について書くのですが、ぶっちゃけこの記事に書いてあることを試せば志望動機が書けるようになります。
ですから、志望動機が書けなくて悩んでいる方はすぐに行動してみてください。行動した人はもう志望動機で悩むことはありません。
就活生が良い志望動機を書けない3つの理由
まずは就活生が志望動機を書けない理由について知りましょう。
良いエピソードを持っていない
就活の志望動機はエピソードが付き物です。
就活生はエピソードを作るために行動するパターンが多く、夏のインターンシップとかはまさにエピソード作りの1つです。
エピソードを持っていると簡単に志望動機が書けるようになります。
「インターンシップに参加して学ぶ部分が多かった。」「企業の事業内容に助けられた過去がある。」などは、やはり熱量のある志望動機が書けます。
無理矢理でも企業と繋がったエピソードを作ると、志望動機が簡単に書けるようになるでしょう。
第2志望・第3志望の企業の場合
志望動機を書こうとしている企業が、第2・第3志望の場合は本命ではない分書きにくい場合もあるでしょう。
志望している順位が低い状態で志望動機を書こうとしても、興味を持つ事ができないので厳しいです。
まずは志望動機を書こうとしている企業に興味を持つようにしましょう。
主に企業分析をする事がベストなのですが、志望動機を書くことを目的とするのであれば事業内容などをしっかり調べるだけでも平気です。
まずは興味を持つようにして、志望動機を書く準備をするようにしてください。
入りたいのではなく好きなだけ
企業に入りたいだけではなく、ただ企業の事業内容が好きなだけというパターンがあります。
例えば、「今まで使用していたスキンケア商品が大好きだから、企業に興味を持ちました。」という志望動機では少し弱いです。
仕事をしたいのではなく、ただ好きなだけなので、熱量が伝わりにくいです。
「好きなことを仕事にしよう。」という言葉が流行っていますが、好きなだけで仕事はできません。
志望動機を作る際は、好きや興味だけでは熱量のある志望動機を作るのは難しいですし、就活対策としては微妙です。
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志望動機が書けるようになる4つの方法
志望動機が簡単に書けるようになる方法を、4種類紹介します。
OB訪問をしてエピソード作り
まず手軽にできるのが、OB訪問によるエピソード作りです。
直接OBから話を聞くことで志望動機作りのヒントを得る事ができますし、OBの志望動機を聞くこともできます。
私も実際にOB訪問をしたのですが、OBが就活をしていた時の志望動機を聞いて参考にしました。
私の時は商社のOBと話をして自分の志望動機を添削してもらいました。
就活を勝ち抜いてきたOBの方が添削してくれたので、商社の内定を貰うことができたので良かったです。
企業が求めている人材を追求する
企業にも「欲しい人材の理想像」があります。
採用活動をしているのは就活生のための慈善事業ではなく、企業の事業を伸ばすために必要だからです。
ですから、あなた自身が企業が求めている人材になる・企業が求めている人材のように魅せる事が可能なら内定を貰えます。
もちろん将来性を含めての将来性ですが、企業がどのような人材を求めているを探し出しましょう。
企業に入るメリットを思い出してみる
どうしてその企業に入ろうと思ったのか、どうしてその企業に興味を持ったのか、などのメリットを思い出してみてください。
有休消化率が高い・土日休み・平均年収が高いなど、あなたが企業に入ろうと思ったきっかけがあるはずです。
どのようにして企業に興味を持ったのか、知る事が志望動機作成に繋がります。
自己分析して企業とマッチする所を探す
就活で自己分析をする人は多いと思いますが、自己分析をした後は企業が欲しい人材とマッチする部分を探しましょう。
例えば、自分の武器が「TOEIC900点」だとしたら、最近海外進出している企業の欲しい人材とマッチします。
自分がやりたいことや出来ることと、企業が欲しい人材がマッチする部分を探すと志望動機もそれっぽくなります。
自己分析をやってみるのも大事です。
ダメな志望動機の例
志望動機を作成するときに気をつけて欲しい部分をご紹介します。
企業分析・業界分析が甘い
企業分析や業界分析が甘い志望動機だと、志望動機の熱量が低いのであまり伝わりません。
企業からしても「興味があるくせに、どうしてこんなことも知らないんだ?」と思うこともあります。
私は実際に採用活動の経験もあるのですが、就活生はちゃんと企業分析をせずに面接を受けに来る人が多すぎです。
興味を持っていない事があからさまになっているので、しっかり分析した状態で志望動機を書くようにしましょう。
やりたいことを言っているだけ
「就職したら〇〇をやりたいです!」というのは熱意があって良いのですが、やりたい事を言っているだけでは良い志望動機とは言えません。
もちろんやりたい事があるのは良い事なのですが、やりたい事が企業にとってメリットなのかが重要です。
企業からしたらやりたくなくても利益を出してくれる人の方が欲しいので、企業に対するメリットを想像させてあげると良いでしょう。
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興味ない・やりたい事がない状態で書くには
エントリーしない方が良い
正直、少しも興味がないのに志望動機なんて出てくるわけがありません。
興味がない、もしくは企業に入った後にやりたい事がないと就職する意味がないのでエントリーしない方が良いです。
自分の気持ちに嘘を付かないようにしましょう。
志望動機が書けない時のまとめ
志望動機は本命企業だとスラスラ出てくるものですが、第2志望・第3志望の企業だと難しいものです。
エピソードを作ると志望動機を作るのは簡単なので、皆さんもエピソード作りをしてみてください。