OB訪問をするときには、事前に質問を作成した状態で訪問することをオススメします。
今回は実際に100人ほどのOB訪問をしてわかった僕が、「いい質問だね。」と言われる質問の作り方と例をご紹介します。
これからOB訪問をする人は、ぜひ参考にしてください。
OB訪問で良い質問をするにはリサーチが大事
まず初めに言っておきたいのが、OB訪問をするときにリサーチをせずに会うのはイケてません。
個人的な話になってしまうのですが、僕は先輩や会った事のない人に会うときは徹底的にリサーチします。
まずFacebookで名前を調べて、誕生日・趣味・出身地・家族構成などの基本情報を徹底的にリサーチしています。
リサーチする事で相手の好きなものを把握して、「会ってよかった!楽しかった!」と思わせるためにリサーチするのです。
良い質問をするためにも、まずは徹底的なリサーチをしておく事である程度の知識を取り入れOBとの人脈を築くことができると言えるでしょう。
OB訪問をする前にあらかじめやっておくべきリサーチは3つです。
良い質問を作るためにやっておくべきリサーチ
- 企業研究
- 募集要項
- SNSアカウント
この3つは最低限見ておくようにしてください。
事前に企業研究をしておこう
まず事前にOBが働いている企業研究をしておきましょう。
企業研究のやり方については別の記事で詳しく述べていますが、「企業研究シート」などを利用すると楽なのでオススメです。
やり方がわからない人でも、埋めていくだけでなんとなくわかってきます。
募集要項なども読み込んでおく
企業のホームページにある募集要項などもしっかり読み込んでおきましょう。
聞きたい質問のほとんどが募集要項に書いてある場合も多く、「この子はうちのホームページをちゃんと見てないのかな」と思われることもあります。
初任給や選考基準などは募集要項に書いてあるので、書いてあることは質問しないようにしましょう。
リサーチが大事です。
SNSアカウントがあるなら見ておく
OBがSNSをやっているのであれば、そのアカウントを見ておくのがオススメです。
Facebook・Twitter・Instagramなど、現代では多くのSNSがあるので、OBの名前で検索してリサーチしておきましょう。
投稿している内容を見て、好きなものや趣味などをあらかじめ把握しておくと会話もしやすいのでオススメです。
投稿内容から考え方がわかったりもするので、どんな人なのか会う前に知ることもできます。
SNSアカウントは見ておきましょう。
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OB訪問の質問事項
それでは実際に僕がOB訪問をする際に使っていた質問例をご紹介します。具体的に意識して聞いていたことをまとめました。
仕事内容に関わる質問例
まずはOBが今やっている仕事内容に関する質問です。
【質問例】
- 1日の仕事の流れを教えてください。
- 今の仕事で辛い部分はありますか?
- 仕事のやりがいは何ですか?
- 残業はどのくらいありますか?
- 仕事をする上で大事なことは何ですか?
このような質問が良いでしょう。
仕事内容に関しては、年齢によって立場が変わってくる部分もあるので、「24歳で入社したばかりのOBはこんな感じなのか。」という捉え方が良いと思います。
仕事内容に関してはOBも聞かれることがわかっている質問なので、比較的スラスラ回答してくれるでしょう。
会社の実態に関する質問例
続いては、働いている会社の実態に関する質問例です。
【質問例】
- 今の会社の強みや弱みは何ですか?
- 社員の雰囲気はどんな感じですか?
- 上司や後輩と仲が良いですか?
- 職場には飲み会などのイベントがありますか?
- 活躍している社員に特徴はありますか?(学歴など)
- 競合他社に負けない特徴がありますか?
業界内での意識や会社の強みついて聞いておくことで、OBが働いている会社のリアルを知ることができます。
ここはネットには無い情報が多く聞けるので、しっかりメモを取っておきましょう。
まさに会社のリアルを知れる質問です。
OBの就活に関する質問
せっかく就活を勝ち抜いてきたOBに質問するチャンスなので、就活に関する質問も用意しておきましょう。
就活を楽しんでいた人ほど、どんどん情報を教えてくれます。
【質問例】
- 今の会社に入った動機はなんですか?
- 他に迷った企業はありましたか?
- 私の第一印象はどうでしたか?
- 私が書いたESを見てもらえませんか?
- 御社に入るにはどうすれば良いですか?
- 御社の選考フローはどんな感じですか?
- 就活でやっておくべきことはありますか?
就活のヒントになることも多いので、なるべく聞いておくと良いでしょう。
OBは自分が気になっている企業から内定をもらっているわけなので、どうやって内定をもらったのかポイントを盗めると最高です。
直接的に就活対策に繋がるのでオススメです。
OBのプライベートの質問例
他にもOBのプライベートに関わる質問もしておくと面白いです。
逆にプライベートに関する答えがスッと帰ってこない場合はブラック企業の可能性もあるので、聞いておきましょう。
【質問例】
- 休日はどんなことをして過ごしているのですか?
- 長期休暇などは何をしますか?
- プライベートは充実していますか?
OBのプライベートの質問をするときは、失礼に当たるラインまでは踏み込まないように注意してください。
あまりに失礼な質問をしてしまうと、「初対面なのに、何だこいつは」と思われてしまうこともあります。
出来るだけ当たり障りのない質問をしましょう。
OB訪問では何個質問するべき?
OB訪問の質問は何個でも構いません。聞いておきたいことは全部聞いてしまいましょう。
しかしOBにも時間の限界があるので、時間をちゃんと把握した上で質問するのがオススメです。
事前に質問を作成した段階で、聞きたい優先順位を決めておくと聞きたい質問は聞けると思います。
OB訪問で良い質問をするには
「良い質問」をする方法として簡単なのが、YesかNoで答えられる質問をするということです。
2択なのでOBも答えやすく、会話もサクサク進むのでオススメです。
それから「良い質問」をするには、あらかじめ用意された質問をするだけではなく会話の流れに合わせて質問をする技術も求められます。
質問をするたびに気になったことをどんどん質問すると良いでしょう。
してはいけないOB訪問のNG質問例
OB訪問の時には「聞いてはいけない質問」というものがあります。
OB訪問に行く前に、ちゃんと確認しておいてください。
企業HPに書いてある内容
まず企業ホームページに書いてある内容について質問するのは失礼なので、なるべくしないようにしてください。
リサーチをせずにOB訪問していることがバレてしまうので、NGです。
「それはホームページに書いてあるよ」の一言を言われないように、会う前にしっかりリサーチしておいてください。
ネガティブな質問
それからネガティブな質問はやめておいた方が良いです。
【NG質問例】
- 休日出勤はありますか?
- サービス残業ってありますか?
- 有給休暇は使えていますか?
これらの質問は、企業のマイナスイメージに繋がってしまうのでそもそも答えてくれない場合が多いです。
今働いている職場の悪口を聞きたい人はいないので、やめておきましょう。
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OB訪問の質問まとめ
OB訪問では質問が最も重要になってきます。
聞きたいことをちゃんと聞いて、就活対策に繋げられるようにしましょう。