インターンシップとは?
就職活動を意識し始めた大学生がよく聞くインターンシップですが、どのような意味があるのでしょうか? インターンシップにはいくつか種類があるので、見ていきましょう。
まずは簡単にインターンの説明を
インターンシップは、経験を積むために企業で労働をすることです。
簡単に言うと、職業訓練のようなものだと思って良いでしょう。というのが建前です。
本音を言うと、企業はより多くの人材を確保するために、就活生は企業とのコネクションを作るためにインターンをしています。
企業からすると、インターンで入ってきた大学生をそのまま獲得する道を作れるので、採用活動を頑張る必要がありません。
就活生からすると、コネクションの獲得は就活にかなり有利なので、インターンは手段でしかありません。
もちろん、自分の能力を高めたいからインターンに行く人もいるので、全てが採用のためとは言えないのですが、多くの就活生は技術向上のためにインターンに行っているわけではないのです。
大学におけるインターンとは
インターンシップは基本的に、コネクションを作るための短期インターンと、技術を得るための長期インターンがあります。
就活のためだけなら、短期インターンだけでも構いません。
海外のインターンシップとは
海外、特にアメリカでは、多くの学生がインターンシップとしてスキルを習得しています。
日本では2020年から就活が変わりますが、アメリカでは新卒一括採用の制度がないので、インターンシップのまま入社することが多いです。
本当に優秀な人は、インターンシップで得たスキルを元に起業して、自分の会社を作ります。
Facebookのマークザッカーバーグがその例です。
インターンシップに給料はあるのか
給料がある企業とない企業があるのですが、長期インターンでは給料が出る企業が多いです。
通常のアルバイトのように、時給制でもらえる企業も多く、「バイトするくらいならインターンで身につけながら稼ごう」と思う大学生もいます。
しかし、時給制ではなく労働基準法に違反するようなインターンもあるので、しっかり見極めてください。
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【例文】インターンシップの志望動機
インターンシップに応募するときは志望動機を提出するのですが、例文を見ていきましょう。
銀行のインターンシップの志望動機
まずは文系に人気の銀行へのインターンの志望動機です。
メーカーのインターンシップの志望動機
続いて、メーカーのインターンについても見ていきましょう。
インターンシップの志望動機の書き出し
インターンシップの志望動機の書き出しは、理由を述べると良いでしょう。
企業としても「どうしてこの人はインターンシップをやりたいと思ったのだろうか?」という理由の部分を大切にしています。
特に長期インターンをするときは辞めてしまう大学生も出てきますので、志望動機を何よりも大事にする企業も多いです。
200字や400字の指定がある場合
インターンシップの志望動機では200字や400字の指定をされる場合がありまして、その場合は指定にできるだけ従ってください。
基本的には「最低200字」「最低400字」となりますので、指定された文字数を超える文字数で志望動機を書くようにしてください。
文字指定がある場合はしっかり書くようにしましょう。
インターンシップの期間はどれくらい?
インターンシップは長期インターンと短期インターンがあるのですが、就活生にオススメのインターンはどちらでしょうか?
インターンシップのおすすめ期間
インターンシップは目的によってオススメの期間が異なります。
短期と長期、それぞれどんな人にオススメなのか見ていきましょう。
主に就職を目的としている人にオススメ。基本的には技術を習得するためのものではなく、就職するために名前を残すことを目的としている。コネクションを作りたいと思うなら、短期インターンをするべき。
主にプログラミングやマーケティング、営業などの知識・技術を習得することを目的とするもの。長期インターンをするために休学したり、学校に行かない大学生もいたりする。もちろん、そのままインターンをしていた企業に就職する大学生もいる。
自分がどのタイプなのか、しっかり見極めてインターンをすることをオススメします・
インターンシップの期間が長いと重なる
大学3年生になるとインターンシップを始める大学生が増えるのですが、短期インターンにもいくつかの種類があります。
1dayインターン・3dayインターン・1weekインターンとあって、長いインターンだとインターン同士が被ってしまうので注意してください。
行きたい企業はいくつかあるので、インターンが被らないようにご注意ください。
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インターンシップのまとめ
インターンシップについて説明してきました。
インターンシップをすることで就職に有利になることもあれば、他の大学生にはないスキルを身に付けることもできるので、自分が欲しいものから逆算してインターンシップをすると良いでしょう。