クリスマス|サンタクロースの雑学
クリスマスにまつわる雑学はたくさんありますが、まずはクリスマスの主役であるサンタクロースの雑学から見ていきましょう。
サンタクロースの起源は?
サンタクロースの起源は、トルコの古代都市ミュラという場所に4世紀頃実在していた聖ニコラウスという司教です。
ニコラウスは次のような伝説を残しています。
「ある時ニコラウスは、貧しさのあまり3人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家族を訪れ、窓から金貨を投げ入れた。このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入ったという。この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた。」
出展:Wikipedia
この伝説から、クリスマスには靴下の中にプレゼントが入っているという伝承が生まれています。
ニコラウスがサンタクロースと呼ばれるようになったのは、聖(セント)ニコラウスをオランダ語にするとシンタクラースになり、シンタクラースという名前をアメリカに移住したオランダ人がサンタクロースと伝えたと言われています。
ちょっと変な世界のサンタクロース
世界には見たこともないようなサンタクロースがいるので、ちょっと変わったサンタクロースを見てみましょう。
ヨーロッパのサンタクロースは、緑色のローブを身にまとっている。
オーストラリアのサンタクロースは、サーフボードに乗ってプレゼントを運ぶ。
国によってサンタクロースの形は異なっているので、私たちが知っているサンタクロースは実は1つの形でしかないのです。
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クリスマス|トナカイの雑学
サンタのトナカイは全てメス?
実はクリスマスにサンタクロースと一緒にプレゼントを運ぶあのトナカイは、全てがメスなのです。
理由はトナカイの角にあります。トナカイの角は、オスとメスによって生える時期・抜ける時期が分かれています。
メスは冬に角が生えて春夏で抜ける
秋冬にかけて角が抜けてしまうオスは、クリスマスシーズンに立派な角を持っていないためクリスマスのトナカイは全てメスです。
こういった理由から、クリスマスのトナカイは全てメスだと言われています。
クリスマス・イヴの雑学
クリスマス・イヴの意味は?
クリスマス・イヴは英語で「evening(夜)」が語源となっていて、英語で「eve」と書きます。
キリスト教でもクリスマス・イヴは、クリスマス前日の夜のことを指していると覚えておいてください。
クリスマス・イヴの期間に注意
イヴの意味について前述した通り、夜という意味合いを持っているイヴですが、実は期間も夜だけなのです。
日本人はクリスマス・イヴといえばクリスマス前日の12/24のことを指しますが、正確には12/24の夜から12/25の日の入りまでを指すのです。
ちょっとした雑学ですが、クリスマスに女性と会う方はこういった雑学を教えてみるのもありでしょう。
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クリスマスケーキの雑学
ケーキの起源はいつ頃なの?
ケーキの起源である世界最古のケーキは、新石器時代のスイスにある村跡で見つかっています。
当時のケーキはもちろん今のような形ではなく、穀物を練って作られていて、そこまで甘いものではありませんでした。
その後、ヨーロッパに砂糖が持ち込まれ、砂糖菓子のお店が登場し今のようなスポンジを使ったケーキが作られていきます。
日本のケーキの起源は?
日本のケーキの起源は、あの有名な不二家が作ったとされています。
現代の日本では、スポンジケーキにホイップクリームやバタークリームを塗り、砂糖細工(メレンゲドール)のサンタクロースやクリスマスツリー、イチゴやチョコレートを飾りつけたものが一般的である。これは、不二家が1922年(大正11年)頃から広めたものである。
出展:Wikipedia
不二家が日本初のケーキを作ったという雑学は、伝説ではなく事実なのです。
クリスマスの雑学まとめ
以上、ここまでクリスマスの雑学について書いてきました。
日本から始まった文化ではないクリスマスなので、少し感覚が違うかもしれませんね。