大学に入ると、レポート提出やゼミの研究などでパソコンを使う機会が増えます。
大学に入るまでは家にあるパソコンで十分だったかもしれませんが、大学入学後は学校でパソコンを使うこともあるため、買っておいた方が便利です。
この記事ではIT企業のインターンに参加して毎日パソコンを使っている私が、大学生におすすめのパソコンを解説します。
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大学生のノートパソコンの選び方
まずは大学生のパソコンの選び方について解説します。
あらかじめ言っておきますが、今回は家において持ち運びできないデスクトップタイプのパソコンではなく、どこへでも持ち運びできるノートパソコンをご紹介しています。
大学生であれば確実にノートパソコンを購入した方が良いので、今回はノートパソコンを前提にしてください。
快適に使えるスペック
まず、パソコンにはそれぞれスペック(持っている力)があります。
カメラで例えると、スマホのカメラよりも一眼レフのカメラの方が画質が良いですよね。同じようにパソコンによって機能に差があるのです。
大学生が快適にパソコンを使えるスペックがあるのですが、おそらく皆さんはそこまでパソコンについて詳しくないと思うので流し読みしていただけると幸いです。
早くおすすめのパソコンを知りたい人は、こちらをどうぞ>>大学生におすすめのパソコン6選
快適に使えるパソコンを選ぶ上で、大事な指標は3つあります。
- CPU:人間で言う頭の回転力
- メモリ:人間で言う記憶の量、多ければ多いほど良い
- ストレージ:記憶を思い出す力、早いほど良い
大学生が快適にパソコンを使うなら、CPUがインテルCorei5・メモリ8GB・ストレージSSD128GB、これくらいのスペックを持っていれば大学生活を過ごすのには困らないでしょう。
一方で、動画編集や3Dゲームなどはもっと高いスペックが必要になります。
YouTubeなどをやりたい人は、最低でもCorei7のスペックが必要なので注意してください。
SSD搭載でサクサク動く
先ほど大学生活で快適に使えるパソコンのスペックを解説しましたが、その中のストレージ(記憶を思い出す力)には2種類あります。
HDDとSSDの2種類です。
違いについては知らなくても良いのですが、覚えておいて欲しいのは「SSDを搭載しているパソコンの方が、圧倒的にスペックが高い」ということです。
SSDを搭載しているパソコンは起動時のスピードも恐ろしく早いですし、使っていて本当にサクサク動きます。
一方でSSDを搭載しているパソコンはHDDのパソコンよりも値段が高いことに注意してください。
SSD搭載のメリット
- スピードが早い
- 消費電力が少ない
- HDDよりも軽い
SSD搭載のデメリット
- 値段が高い
- 容量が少ない
これからパソコンを選ぶのであれば、SSDを搭載しているパソコンにすることをおすすめします。
持ち運び便利で軽い
大学で使うパソコンを選ぶのであれば、どこにでも持ち運べるように軽いものを選ぶことをおすすめします。
具体的に言うと、だいたい1kgくらいが軽いと言われるパソコンです。
もし選ぶときは1kgくらいのパソコンを選ぶとバッグに入れて運びやすいですし、「帰りにどっか寄ってレポート書こう」みたいな大学生らしいこともできます。
軽い方が作業もしやすいため、今から選ぶならなるべく持ち運びやすいパソコンを選びましょう。
小さすぎず大きすぎず
パソコンのサイズはなるべく大きな方が見やすいのですが、あまりに大きすぎるサイズは持ち運びに不便になってしまいます。
具体的には11インチ〜15インチのサイズがおすすめです。
たまに17インチのパソコンを買う学生もいますが、17インチは大きすぎるので13インチのパソコンが良いと思います。
11インチよりも小さいパソコンになると逆に見にくくなってしまうので、パソコンを買うときは気をつけてください。
カッコ良いも大事な要素
パソコンを選ぶ上で、私が1番大事にしたいと思っているのがカッコ良さです。
カッコ良いパソコンは持っているだけでテンションが上がるので、「スタバでマック」のようなカッコ良さも相当大事だと思います。
ですから、大学生はカッコ良さでピンときたパソコンを選んでも良いでしょう。
ちなみに私もカッコ良いからと言う理由でMacBookを使っています。
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大学生におすすめのノートパソコン6選
ここからは、IT企業でインターンをして毎日パソコンを使っている私が、本当におすすめするノートパソコンをご紹介します。
「とにかくおすすめを教えて欲しい」と思っている方は必見です。
「とにかく安定」MacBook Air
大学生は迷ったらとりあえずMacBook Airがおすすめです。
MacBook Airをおすすめする理由は色々あるのですが、とにかく悪いところが少なくて安定しています。
iPhoneを利用している学生は多いと思いますが、MacBook系のパソコンを選べば簡単にバックアップすることができますし、ネットを繋げて作業できます。
レポートを書くとすると、「とりあえずスマホでメモ帳に書いて、そのままパソコンからコピー」という荒技も使えるため、電車に乗っていてもレポートが書けます。
IT企業で働いていた私からすると「Mac意外はイケてない」と言われているくらいなので、とにかく迷ったらMacBookにしましょう。
スタバでマックもできるので、本当におすすめです。
「値段が高いな〜。」と思ったあなたのために、5万円以下で良い感じのパソコンも紹介しているのでこちらをどうぞ>>大学生におすすめの5万円以下のパソコン
「めちゃめちゃ便利」Surface Pro 6
Surface Pro 6はパソコンとして利用するだけではなく、画面とキーボードを切り離してタブレットとしても利用することができる優れものです。
スペックもかなり優秀で、バッテリー時間はなんと13時間以上も保つので大学生活はSurface Pro 6で困ることはないでしょう。
イラストを描く趣味がある人はもちろんのこと、やはりタブレットとして利用できるのはかなり便利です。
大学ではパソコンとして利用して電車や家ではタブレットとして利用することができるので、購入したら手放せない商品になることは間違い無いと思います。
最高です。
「サポート抜群」富士通 FMV LIFEBOOK
初めてのパソコンとして人気の商品で、大学卒業後まで使えるスペックを持っています。
人気の理由の1つが「サポート体制が抜群」ということで、3年間のウイルス対策・セキュリティ対策が付いてきて1年間のメーカー保証がある良品です。
マイクロソフトのOfficeを搭載している(WordやExcelなど)ため値段が少し高いのが微妙な点ですが、スペックはかなり良いです。
さらに、DVDドライブが付いているので映画鑑賞もできます。
大学生の活動だけではなく趣味にまで幅広く利用できるのがメリットです。
「安くて見やすい」mouse BC-N5I5825M8S2-183
乃木坂46がCMをやっていることで有名なmouseパソコンですが、スペックの割に意外と手頃な価格です。
mouseパソコンのメリットは主に3つあります。
- 安い
- 見やすい
- サポートが充実
まずは他のパソコンと比べても2〜3万円くらい安くなっています。国産パソコンなので安さを追求できているのが理由です。
さらに、mouseのパソコンは画面サイズの割に見やすい設計になっています。13インチでも他のパソコンと比べて見やすくなっている設計です。
そして何より24時間365日の電話サポートがあり1年間の無償修理保証もあるので、サポート体制は抜群の商品です。
パソコンマニアからすると「昔は微妙だった。」という印象があるのですが、今は最高に良いパソコンなのでおすすめです。
「4年保証もある」Panasonic Let’sNote
Let’s Noteは大学生協でも販売されている商品で、安定感には定評があります。
大学を卒業して就職した後まで利用できるパソコンと言われているので、非常に強くサクサク動くパソコンです。
一方で、少し重量があったりデザインがダサいと言われているので、あまり持っていてカッコ良いパソコンでは無いと思います。
それから値段もかなり高いので、親と相談するかバイトしてお金を貯めて購入するようにしてください。
生協のパソコンはおすすめしません
ここまで5つのおすすめパソコンを紹介しましたが、大学生は入学するときに生協に加入すると思います。
生協は教科書を安く買えたり、車の免許を取ったりする時に活用できるのですが、パソコンに関しては生協は微妙です。
絶対使わない謎のアダプタを購入することになったり、よくわからない保証に入らされたり、ほとんど使わないプリンタとセットにされたりするからです。
そもそもイケてないパソコンを取り扱っていますし、「本当に大学生のために選んでいるのか?」という気持ちになるのでやめておきましょう。
先ほどから言っていますが、パソコンは迷ったらMacBookです。これはIT系の企業で働いた経験のある僕が自信を持って言える言葉なので信用してほしいと思います。
僕も実際にMacBook Airを使っていますが、何も困ったことがないので最高だと思っています。
参考:全国大学生協連
5万円以下のパソコンもご紹介
「バッテリーも十分」ASUS VivoBook
おすすめのパソコンで紹介してきたものと比べるとかなりスペックが劣ってしまうのですが、圧倒的に安いのでおすすめです。
バッテリー駆動時間・重さはおすすめのパソコンと変わらぬどころか、むしろ良いスペックを持っています。
一方でCPU(人間で言う頭の回転の速さ)が微妙なので、画像編集などをする時はサクサク動いてくれないかもしれません。
レポート提出くらいならサクッとこなせる最低限のスペックと言えるでしょう。
「起動が速い」Dell Inspiron MI21-8HHBGY
非常に安いパソコンですが、こちらのパソコンは起動がめちゃめちゃ早いというメリットがあります。
安いパソコンを買ってしまうと「まだ電源がつかない…。長い…。」という悩みを持つことが多く、レポートなどの課題のやる気がなくなってしまうことが多いです。
しかしDellのこちらのパソコンであれば起動が早く、軽量タイプなので持ち運びにも便利でおすすめです。
パソコンとしてのスペックはあまり高くないのですが、性能を保つギリギリの安さに挑戦しているタイプの機種になります。
「タブレットになる」ASUS TransBook
これだけ安い値段を保ちながらも、まさかのタブレットになるタイプのパソコンです。
タブレットになるために液晶サイズが少し小さめなので注意してください。
一方で重さが圧倒的に軽いので、持ち運びのしやすさは最高級だと思います。
「画質が綺麗」Lenovo ideaPad 310S
圧倒的な安さで十分なスペックを備えているのが、LenovoのideaPadです。
特に注目するべきなのがその画質で、4万円台で購入できるにも関わらずフルHDを搭載しているため綺麗な動画を見ることができます。
映画や動画を見るのには最適なパソコンですし、大学生活を過ごす上でも十分なスペックを持っています。
もし予算が少ないのであれば、ideaPadが1番かもしれません。
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大学生活にパソコンは必要
パソコンがなくても大学生活を過ごすことはできますが、パソコンがあった方が圧倒的に良いです。
私も大学3年生になるまでは必要ないと思っていてパソコンを持っていなかったのですが、パソコンを持った瞬間に世界が変わりました。
早く簡単に作業することができて、自分でお金を稼ぐチャンスがあったので大学生はパソコンを絶対に持つべきです。
IT企業でインターンをしている私がおすすめするのはMacBookですが、もちろんMacBook以外でも大丈夫です。
大学生にパソコンが必要な理由
- 履修登録
1年間どの授業を受けるのかを登録する際にパソコンを使います。学校のパソコンで履修登録をする人もいるのですが、時期になると人が多すぎてパソコンを使うまでに3時間ほど並ぶこともあるので持っておいた方が良いです。 - レポートや卒論
大学生はレポート課題が出されます。 学校にパソコンはありますが、家にもパソコンがあると便利です。 テスト期間にはレポート課題が多く出されることがあるので買うことをおすすめします。 - ゼミの研究発表
大学2年生・大学3年生になるとゼミで自分の研究を発表するのですが、資料作成の際は自分のパソコンでまとめます。普段からパソコンを使っているとタイピングの神として同じゼミの仲間に崇められるでしょう。 - 就職先
必ず使うわけではありませんが、多くの就職先でパソコンは使われています。 学校のパソコンは制限がかかっていることが多いですが、家のパソコンは自由に動かすことができるので何でもできます。 また、タイピングの練習も自宅でなら恥ずかしくないのですぐに上達するでしょう。
パソコンは早めに買うべき
パソコンを購入するのであれば、大学入学と同時もしくは5月ごろがいいでしょう。
早く買っておいて損はありませんが、もし必要ないと判断したのであれば買う必要はありません。
入学フェアでパソコンが安く買えますが、入学の準備で忙しい方は5月ごろに購入してもよいでしょう。
大学生協で売られているパソコンは20万円ほどするのに性能が微妙だったり、そもそもダサかったりするのでおすすめできないです。
思考停止状態になって、「とりあえず生協がおすすめしているんだし、これにしよう!」なんて決めないようにしてください。
半額で就職しても使えるパソコンが買えますし、いらない機能がたくさん付いているのでおすすめできません。
まとめ
大学生におすすめのパソコンについて紹介しました。
実際パソコンはかなり高い買い物なので、自分の使い方や生活に合ったものを選んでほしいと思っています。
もしパソコン選びで迷ってしまったら、「とりあえずMacBook」と思っておくと良いでしょう。理由は単純で大学生の私が1番カッコ良いと思っているからです。